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展覧会

※ご来館の際は、感染症対策へのご協力をお願いいたします。詳しくはコチラをご覧ください。
※10名以上の団体は、入場方法を制限させていただく場合がございます。

※本展覧会では、手で触れることのできる作品を展示することから、すでに館内で実施している新型コロナウイルス感染症対策をより強化して開催いたします。下記、ご協力の程お願い致します。

・「ビニール手袋」又は「布手袋」を準備しております。作品に触れる際に着用してご体験ください。
・作品に「抗ウイルスコーティング」を実施しています。
・特性によりマスクの着用が困難な方には「フェイスシールド」をご用意しています。

 

共催展

神奈川県ともいきアートサポート事業 茅ヶ崎市美術館×茅ケ崎養護学校

ふれて すすむ まえへ -音と光と香りとともに-

 

昨年、「インクルーシブ(社会包摂)」をテーマの一つにして開催した「美術館まで(から)つづく道」において注目を集めた、視覚、触覚、聴覚、嗅覚から感じるMATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕による作品《うつしおみ》を改めて展示します。

この秋、当館では、神奈川県が推進する「ともいきアートサポート事業」の一環として、茅ケ崎養護学校中学部の皆さんとともに“音”と“身体”に焦点をあてたワークショップに取り組みました。

音と触覚をテーマに活動するアートユニットと、身体表現のプロであるダンサーを講師に迎えたワークショップでは、作品に触れると現れる音に誘われるように、生徒の皆さんはそれぞれの触れ方を楽しみました。

普段、我々が何気なく行っている”触れる“という行為が、ワークショップでは様々な“身体表現”となり教室にあふれました。このワークショップの様子は、映像作家のカメラに収められ、ワークショップが行われた教室と美術館をつなぐように会場に展示されています。

同時開催の「茅ヶ崎寒川地区中学校美術作品展」とあわせ、地域の同年代の多様な表現活動にふれていただく機会となるでしょう。

そして、実際に作品を体験していただくことで、一人ひとりが異なる身体や感覚をもつこと、物事の捉え方やその表現方法も違うということに気づき、その「違い」を認め合う。そのような美術館でのひとときを過ごしていただけましたら幸いです。

 

 

 高画質_かながわ憲章.jpgともいきアートサポート事業とは
神奈川県では、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念に基づいて、障がいの程度や状態にかかわらず、誰でも文化芸術を鑑賞、創作、発表する機会の創出や環境整備を行うため、展示や創作活動支援等を実施しています。

 

会 期 2020年11月14日(土) ~12月6日(日)
休館日 月曜日(ただし11月23日は開館)、11月24日(火)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで
観覧料 無料
会 場 茅ヶ崎市美術館 エントランスホール
特別協力 花王株式会社
主 催 神奈川県、茅ケ崎養護学校、公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
同時開催 2020年度 茅ヶ崎寒川地区 中学校美術作品展


■お車でお越しの方へ…
Googleマップでルート検索をすると、裏道の車が通れない道に案内されます。目的地を「茅ヶ崎市美術館駐車場」で検索ください。
■道に作品はございません。あらかじめご了承ください。 

 

《うつしおみ》MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕について

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《うつしおみ》 MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕  香料開発:窪田正男、石川夏与(花王株式会社)

「指を使って作品に触れながら歩くと、音や光や香りが次々と現れる」

ロの字に組まれた木製のひとつづきの「道」。小さなオブジェに触れると一つひとつが違った音色を発します。作品《うつしおみ》は、視覚障害者と盲導犬が共に、風を切って進む様子から発想されました。作品完成前に急逝した盲導犬への鎮魂の意が込められるとともに、新たな生への輪廻のイメージも想起させ、人が前へと進む原初的な力を呼び起こそうとします。そして、今回の展示では、一日の変化を辿るかのように色合いを変える空間内の光にあわせ、花王株式会社の感覚科学研究所の研究員により、「冬の一日」をイメージした3つの香りが添えられています。

~ 3つの香り ~

「和みの棲(すみか)」…幸せや生きる喜びや活力、部屋の暖かさをローズやシナモンの香りを中心に表現

「凜とした空」…澄み切った空、冬のキンと凍り付くような冷たい空気をローズマリーやジュニパーの香りを中心に表現

「静寂の林」…木々の中に佇み心静かに、濡れた土の上での鎮魂の意をウッドやパチョリの香りを中心に表現

 

 

参加アーティスト

 MATHRAX(マスラックス)〔久世祥三+坂本茉里子〕、岡田智代(ダンサー)、松永勉(映像作家)

 

 

レポート  文・池田美沙子(フリーライター)/写真・八幡宏(写真家)

茅ケ崎養護学校でのワークショップの様子を二宮在住の写真家・八幡宏さんの写真とともに、茅ヶ崎在住のフリーライター・池田美砂子さんにレポートしていただきました。


レポート① 「触れる」“静”と“動”〜あらゆる表現が祝福されたとき〜

レポート② 「ふれて すすむ まえへ」レポート 〜茅ケ崎養護学校ワークショップ 教員のみなさんの声〜

レポート③ アーティスト・インタビュー1 【MATHRAX(マスラックス)〔久世祥三さん・坂本茉里子さん〕】

レポート④ アーティスト・インタビュー2 【岡田智代さん(ダンサー)】

レポート⑤ アーティスト・インタビュー3 【松永勉さん(映像作家)】

 

関連イベントについて

ダンサー・岡田智代さんによるパフォーマンス

日時 11月22日(日)、12月6日(日) 各日16:00~(10分程度)
会場 エントランスホール
料金 無料(事前申込不要)

※密にならないようご協力の程お願いいたします。

 

 

『障害者の生涯学習支援活動に係る文部科学大臣表彰』『神奈川バリアフリー街づくり賞』受賞
「美術館まで(から)つづく道」展(2019年)

ドキュメント1.png昨年開催した展覧会「美術館まで(から)つづく道」展のドキュメントを作成しました。インクルーシブデザインの手法を活用し、聴覚障害者、視覚障害者、盲導犬ユーザー、車椅子ユーザー、幼児、ベビーカーユーザーとアーティストや研究者が、一緒に美術館周辺でのフィールドワークを実施し、その気づきを表現へとつなげたこの展覧会は『神奈川バリアフリー街づくり賞』につづき、『障害者の生涯学習支援活動に係る文部科学大臣表彰奨励賞』を受賞するなど、会期終了後も各方面から高い注目を集めています。

普段、美術館で頼ることの多い視覚のみならず、聴覚、触覚、嗅覚等あらゆる感覚を用いて鑑賞する新たな作品が展開されました。これらの作品解説に加えて、作品制作協力者のコメント、来館者の感想、作家へのインタビュー、障害の有無に関わらず楽しんでいただくための美術館の取り組みなどを掲載しております。ぜひご覧ください。冊子も美術館にて配布しております。(部数限定)

 

※下記リンクより内容をご覧いただけます。

ドキュメント(記録集)  リーフレット  作家インタビュー

 

 

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