アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭、ヨーロッパで花開いた芸術様式「アール・ヌーヴォー」を代表する画家です。
ミュシャが描いた植物文様で彩られた優雅な女性像は今日まで多くの人を魅了しています。チェコ出身のミュシャが時代の寵児となったのは19世紀末のパリでした。彼が描いた舞台女優サラ・ベルナールの演劇「ジスモンダ」の宣伝ポスターが大評判となり、画家のみならず、デザイナーとしても輝かしい足跡を残したのです。 しかし、祖国チェコ、スラヴ民族への愛は変わることはなく、50歳でチェコに帰国したのちは祖国の平和を願いスラヴ民族の誇りを作品に表しました。
本展ではポスター、装飾パネルをはじめ、デザイン集、ポストカード、切手、紙幣、商品パッケージなど多様な作品を展示することで、ミュシャの生涯に迫ります。
上画像:《夢想 シャンプノア》(部分) 1897年 OGATAコレクション
会期 | 2024年6月18日(火)-8月25日(日) |
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休館日 | 月曜日(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火) |
開館時間 | 10:00-17:00(入館は16:30まで) |
料金 | 一般1,200(1,100)円 大学生1,000(900)円 市内在住65歳以上600(500)円 ※高校生以下、障がい者およびその介護者は無料 ※( )内は20名以上の団体料金 |
会場 | 茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3 |
主催 | 公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団 |
展示協力 | OZAWAコレクション、OGATAコレクション |
企画 | 株式会社文化企画 |
関連イベント
ゲストトーク「コレクターが語る ミュシャの魅力とあれこれ」
講師:尾形寿行(本展企画協力者)
日時:2024年7月13日(土) 14:00-(約60分)
会場:美術館展示室
料金:無料(要観覧券/申込不要)
作品解説「館長によるギャラリートーク」
担当:小川稔(当館館長)
日時:2024年6月29日(土)、7月28日(日) 各日14:00-(約40分)
会場:美術館展示室
料金:無料(要観覧券/申込不要)
【先生向け】文化芸術教育プログラム
先生たちのための10日間
子どもたちとともに過ごす先生たちを、美術館の展覧会にご招待。美術館で開催される展覧会の最初の10日間、無料で鑑賞していただけます。様々な切り口で開催される茅ヶ崎市美術館の展覧会の魅力を体感していただき、児童・生徒との会話にご活用ください。
対象︰保育園、幼稚園、小、中、高、大学の教員、学童スタッフの皆様
夏の期間︰2024年6月18日(火)~6月30日(日)
秋の期間︰2024年9月3日(火)~9月15日(日)
冬の期間︰2024年12月14日(土)~12月28日(土)
※所属が分かるものを受付にて提示(例:職員証、名刺等) ※期間は休館日を除く