展覧会
開催終了
2017年4月9日(日)-6月4日(日)
自転車の世紀 -誕生から200年、新たな自転車の100年が始まる- 展
茅ヶ崎市制70周年記念

天才的な発明家たちのアイデアにより自転車が形作られて、まもなく200年になろうとしています。19世紀以来、自転車は人の移動の概念を常に革新してきました。富裕層が楽しむレジャー用の高級品として登場した自転車は、やがて工場での大量生産化とともに大衆の手が届く日用品となり、今日では最も身近な乗り物となっています。世界最高峰の自転車競技会として知られるツール・ド・フランスは、世界中から多くのファンが集まり、開催数100回を超えるなどその勢いは衰えることを知りません。エコロジーやファッションの面でも注目されており、21世紀においてもその価値は計り知れない可能性を秘めているといえるでしょう。ここ茅ヶ崎でも、日本最古といわれる自転車レースが明治時代に開催され、現在は「人と環境にやさしい自転車のまち」を将来像として掲げるなど、自転車との強い結びつきがあります。本展では、自転車をさまざまな側面-歴史、競技、生活、芸術、そして未来の姿など-から紹介し、人々の生活様式に劇的な変化をもたらしたこの乗り物と社会との密接な関わりを紐解いていきます。

《ベロシペード》 1870年頃 自転車博物館サイクルセンター所蔵
 《Hummingbird》 2012年発表 有限会社今野製作所所蔵
会期2017年4月9日(日)-6月4日(日)
休館日月曜日、5月2日(火)
開館時間10:00-18:00(入館は17:30まで)
料金一般700(600)円 大学生500(400)円 高校生以下無料
※市内在住65歳以上、障がい者およびその介護者は無料
※( )内は20名以上の団体料金
会場茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3
主催公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
特別協力公益財団法人シマノ・サイクル開発センター 自転車博物館サイクルセンター、一般財団法人日本自転車普及協会 自転車文化センター、NPO法人自転車活用研究会、茅ヶ崎館、サイクルボーイ、NPO法人サイクルキャビン
企画協力株式会社ブレーントラスト
巡回郡山市立美術館 [2017年7月22日(土)-9月24日(日)]
佐倉市立美術館 [2017年10月28日(土)-12月17日(日)]

※会期中、一部の作品は展示替えを行います。

ミニ展示「サイクルアーティスト・谷信雪の世界」【観覧無料】

国内外から高い注目を集める茅ヶ崎のサイクルアーティスト・谷信雪氏。アパレルメーカー「45rpm」や「Kapital」との提携によるオリジナル自転車の制作。また、自転車のサドルを用いたツールや曲線の美しい車椅子の制作など、その仕事は多岐に渡っています。豊かな想像力と確かな技術力によって制作された谷氏の自転車は、数多くのファンを魅了しつづけています。美術館エントランスにて、代表的なオリジナル自転車と本展のために新たに制作された夢あふれるプロペラ付き自転車を展示します。

会期:2017年4月9日(日)-6月4日(日)/会場:美術館エントランス

関連イベント

ゲストトーク1 明治の日本における自転車レースと茅ヶ崎
日時:2017年4月15日(土) 14:00-15:00
会場:美術館2階アトリエ
出演:谷田貝一男(自転車文化センター学芸員)
席数:約30席(申込不要)
料金:無料

ゲストトーク2 茅ヶ崎が生んだプロサイクリスト別府史之について
日時:2017年4月16日(日) 14:00-15:00
会場:美術館2階アトリエ
出演:別府始(自転車レース解説者)
席数:約30席(申込不要)
料金:無料
別府史之氏、別府始氏のプロフィール

スペシャルトーク「ミヤタ自転車と茅ヶ崎の関わり」
日時:2017年6月3日(土) 14:00-15:30
会場:茅ヶ崎市立図書館 会議室1
出演:宮田英夫(善行雑学大学代表理事)、森浩章(茅ヶ崎館五代目館主)
座席:約70席(申込制/先着順)
料金:無料
申込:4月9日(日)10:00より、電話または美術館受付にて開館時間内にお申し込みください。

茅ヶ崎館で映画上映会 小津安二郎『晩春』
女優・原節子が自転車に乗り、湘南の海岸沿いをはしるワンシーンが印象的な映画『晩春』。監督・脚本家の小津安二郎が長年にわたって定宿とし、数々の名作が生み出された宿、登録有形文化財「茅ヶ崎館」で上映します。※森浩章(茅ヶ崎館五代目館主)によるトーク&見学会付き。
日時:2017年4月29日(土) 14:00-17:00
会場:茅ヶ崎館(茅ヶ崎市中海岸3-8-5)
定員:50名(申込制/先着順)
料金:1,000円(館内見学会+ドリンク付)
申込:4月9日(日)10:00より、電話または美術館受付にて開館時間内にお申し込みください。

ちがさき自転車フォトラリー
家族で茅ヶ崎市内を自転車で探検しよう!当日渡される地図をもとにチェックポイントをめぐり、得点を集めて景品をもらおう!知らない茅ヶ崎に出会えるチャンスかも?
日時:2017年5月4日(木・祝) 10:30-16:00
会場:茅ヶ崎市全域
定員:30組(申込制/先着順。1チーム4名まで。小学校3年生以下は保護者同伴)
料金:1名に付き200円と観覧券が必要です
申込:4月9日(日)10:00より、美術館受付または電話にて開館時間内にお申し込みください。
持物:カメラ機能付携帯電話
共催:ちがさき自転車フォトラリー実行委員会
参加者ガイドを必ずご確認の上、お申し込みください。


自転車工房見学&トーク
サイクルアーティスト・谷信雪氏の夢あふれる自転車工房で、創作の原点をお聞きします。
日時:2017年5月20日(土) 14:00-15:00
会場:サイクルボーイ(茅ヶ崎市甘沼1185-1)
解説:谷信雪(サイクルアーティスト)
定員:30名(申込制/先着順)
料金:無料
申込:4月9日(日)10:00より、電話または美術館受付にて開館時間内にお申し込みください。

風と遊ぶ、サイクルキャビン体験
世界でひとつの茅ヶ崎製ユニバーサル電動三輪自転車「サイクルキャビン」に乗ってみませんか?湘南の風を感じながら、美術館から海までの小さな旅を体験できます。
日時:2017年①5月26日(金) 雨天のため中止 ②5月27日(土) ③5月28日(日) 各日13:00-16:00
会場:美術館周辺
定員:各日約20名 ※1回の乗車定員2名
料金:500円(美術館カフェ「ルシュマン」のドリンク+ミニパン付)
申込:不要、当日館内で受付(先着順) ※雨天・荒天中止

ギャラリートーク
展覧会担当学芸員が会場を巡り、展示作品を解説します。
日時:2017年5月6日(土)、6月1日(木) 各日14:00-15:00
担当:藤川悠(当館学芸員)
料金:無料(申込不要/要観覧券)

ちがさき自転車ルール講習会
「自転車マナーアップ強化月間」である5月は、中央公園にて家族で参加できる「自転車ルール講習会」が開催されます。日時等の詳細は、茅ヶ崎市ホームページまたは、茅ヶ崎市市民安全部安全対策課まで。
問合:電話0467-82-1111(代)
主催:茅ヶ崎市交通安全対策協議会