展覧会
開催終了
2018年9月9日(日)-11月4日(日)
原安三郎コレクション 小原古邨展 -花と鳥のエデン-
開館20周年記念-版の美Ⅱ-

開館20周年を迎えた茅ヶ崎市美術館では「版の美」と称し、年間の展覧会を通じて版画の魅力をお伝えしています。
シリーズ2回目となる本展は、実業家・原安三郎旧蔵の小原古邨作品の展覧会です。
小原古邨は海外で高い人気を誇るものの、国内ではあまり知られていませんでした。本展では中外産業株式会社のご協力のもと、摺および保存状態が極めて良い原コレクションの古邨作品およそ260点の中から230点を初公開し、古邨芸術の真骨頂をお伝えします。また、同じく原コレクションの歌川広重や歌川国芳などの貴重な花鳥画も10点展示するとともに、古邨のご遺族が所蔵する祥邨、豊邨(古邨の変名)の作品も参考出品します(作品はすべて前期・後期展示替え)。
原安三郎は、現在の茅ヶ崎市美術館が位置する高砂緑地をかつて別荘地として所有していました。彼の南欧風の「松籟荘」は茅ヶ崎の別荘文化を代表する瀟洒な建物として知られていましたが、老朽化を理由に1984(昭和59)年解体されました。本展においては松籟荘の建築模型を展示するなど、原安三郎を紹介するコーナーを設けます。

原安三郎コレクション
小原古邨 《蓮に雀》
明治後期 紙、木版(多色)
原安三郎コレクション
小原古邨 《踊る狐》
明治後期 紙、木版(多色)
会期2018年9月9日(日)-11月4日(日)
※前期・後期で全点入れ替え(前期のチケット提示で後期の観覧券200円引き)
[前期9月9日(日)-10月8日(月・祝)/後期10月11日(木)-11月4日(日)]
休館日月曜日(ただし9月10日、17日、24日、10月8日は開館)、9月18日(火)、25日(火)、10月9日(火)、10日(水)
開館時間10:00-18:00(入館は17:30まで)
料金一般700(600)円 大学生500(400)円
※高校生以下、市内在住65歳以上の方・市内在住の障がい者およびその介護者は無料
※( )内は20名以上の団体料金
会場茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3
主催公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
協賛日本化薬株式会社
企画協力中外産業株式会社

小原古邨 おはら・こそん

小原古邨こと小原又雄は1877(明治10)年、金沢に生まれました。花鳥画を得意とする日本画家・鈴木華邨に師事。古邨の名前で絵画共進会に日本画を出品し、たびたび褒状を得ました。明治末期には版元・大黒屋から花鳥画を刊行、海外への輸出を念頭に置いた版下絵の制作で高い人気を獲得しました。昭和期に入ると渡邊版画店から祥邨の名で、また酒井好古堂と川口商会の合版では豊邨の名前で制作を続け、特に海外で好評を博しました。1945(昭和20)年没。

関連イベント

申込制のイベントは、9月9日(日)10:00より、美術館受付または電話にて開館時間内にお申し込みください。

トーク 「小原古邨と原安三郎」
今回初公開を果たした原コレクションの古邨作品。今も海外で高い人気を得ている画家小原古邨と優れた美術品蒐集家としての原安三郎について調査に当たった二人のキュレーターが迫ります。
日時  2018年9月16日(日)14:00-15:30
会場  美術館エントランスホール
講師  小池満紀子(中外産業株式会社美術担当/国際浮世絵学会理事)、月本寿彦(展覧会担当学芸員)
料金  無料(申込不要)
席数  約50席

トーク「松籟荘を語る」
原安三郎の別荘「松籟荘」にまつわるエピソードを茅ヶ崎市美術館設計者夫妻と美術館館長が語り合います。
日時  2018年9月23日(日・祝)14:00-15:30
会場  美術館エントランスホール
講師  山口洋一郎(株式会社洋建築企画)、 山口佳子(株式会社洋建築企画)、小川稔(茅ヶ崎市美術館館長)
料金  無料(申込不要)
席数  約50席

0歳からの家族鑑賞会 「OH BOY & GIRL  みるっこ家族鑑賞会」
レクチャーを受けながら小さなお子さまも一緒に家族で作品に親しむことができる毎回大好評の鑑賞会です。
日時  2018年 ①9月29日(土)14:00-15:00 ②10月2日(火)10:30-11:30
会場  美術館展示室、2階アトリエ
講師  冨田めぐみ(NPO法人赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会)
料金  無料(保護者は展覧会観覧券が必要です)
対象  ①おもに園児・小学生とその保護者 ②0歳から3歳児とその保護者
定員  各回30名(申込制/先着順)

カフェトーク 「古邨のそこんとこ気になります」
美術館カフェ「ル シュマン」で、小原古邨の魅力を学芸員とともに語り合いましょう。
日時  2018年10月13日(土)15:00-16:00
会場  美術館カフェ「ル シュマン」
講師  月本寿彦(展覧会担当学芸員)
料金  500円(ワンドリンクとお菓子付き)
定員  20名(申込制/先着順)

ミニコンサート 「なつかしい日本のうた」
茅ヶ崎ゆかりの音楽家が、小原古邨が活躍した時代をはじめとする懐かしい日本の歌曲を紹介します。
日時  2018年10月14日(土)14:00-15:00
会場  美術館 エントランスホール
出演  竹村 淳(バリトン)、青島陽子(ピアノ)
料金  無料(申込不要)
席数  約50席

観月句会&茶会 「花鳥風月 古邨の世界に遊ぶ」
美術館で作品を鑑賞した後、しばし風流韻事のひとときを過ごしましょう。句作を楽しんだあとは、お茶を一服いただきながら日本庭園から眺める十三夜に思いを馳せてみませんか。
日時  2018年10月21日(日)17:00-20:00
会場  美術館2階アトリエ、松籟庵(高砂緑地内)
講師  金子宗貞(裏千家助教授)
料金  300円(お抹茶・お菓子代/要観覧券) 
対象  小学生以上(小学生は保護者同伴)
定員  20名(申込制/先着順)

ギャラリートーク
展覧会担当者が会場を巡り、展示作品を解説します。
日時  2018年 ①9月10日(月) ②10月8日(月・祝) ③11月3日(土・祝) 各日14:00-15:00
料金  無料(要観覧券/申込不要)

半券コレクションカード用チケットを配布!

版の美Ⅰ、夏の展覧会に引き続き第3弾
「版の美」シリーズⅠ~Ⅳと「夏の展覧会」のチケットに掲載している作品画像を切り取って集める「半券コレクションカード」を実施。全て集めると美術館スペシャルグッズをプレゼント!