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こんにちは!今日は5月5日、子どもの日ですね。
さて、ゴールデンウィークももうすぐ終わってしまいますが、茅ヶ崎市美術館では中日である5月3日にミニコンサートを開催しました。
タイトルは「ヴァイオリンとチェンバロの調べ モーツァルトの時のきらめき」。
楠山裕子さん(チェンバロ)と、早房あかねさん(ヴァイオリン)による演奏は、座席数約50席のところ来場者数は200人を超え、会場はたくさんの人であふれかえりました。
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演奏は新緑を背景に、目にも耳にも優しくすてきな音が響き、皆、聴き入っており、最前列の丹阿弥丹波子さんの横顔もとても朗らかでした。
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美術館のエントランスホールに現れたチェンバロは、小柄な青いボディーに白黒が逆転した鍵盤と響板にはピンクや白の花の絵があしらわれていました。
鍵盤の白は象牙、黒は黒炭。逆転した配色は、“女性の指をきれいにみせるため、とも云われているそう”とチェンバロについてのいろいろなお話しもありました。
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コンサートが終わったあとも、チェンバロのめずらしさに人だかりができて、演奏者の楠山さんから「どうぞ、弾いてみてください」と声がかかり、音を出して楽しむ方の姿がありました。
最後には、「大盛況でしたね」「すばらしかった、ありがとう」と笑顔でスタッフに声をかけてくださるお客様も多く、ゴールデンウィークの思い出のひとつになれたかなと嬉しく思っております。
さて、企画展「時のきらめき 丹阿弥丹波子 銅版画展」の会期も、いよいよ折り返しに入ってきました。残すところあと一ヶ月…。
そこで5月10日(日)午後2時からは、館長によるギャラリートークを開催します。「作品にまつわるエピソードが聞きたい!」「銅版画や作品について知りたいことがある」という方は是非、ご参加ください!お待ちしております。
[広報:K.I]
余談ですが、チェンバロのことについて書かれた記述を読んでいて、「丹銅(たんどう)」という言葉に出会いました。チェンバロの弦の素材に使われる、銅と亜鉛の合金のこと。今回の展覧会「時のきらめき 丹阿弥丹波子 銅版画展」の“丹”と“銅”がある!なんて共通点を見つけて一人盛り上がってしまいました。
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