イベントレポート
2015年5月15日
夏の福袋展の作家yang02さん・菅野創さんと打合せ@京都

日射しが段々と強くなり、夏の暑さを感じる今日この頃。夏の茅ヶ崎市美術館の企画展は、夏の福袋「正しいらくがき」展です。今年は、飛ぶ鳥を落とす勢いで現在活躍中の新進気鋭のアーティスト・yang02(やんツー)さん+菅野創(かんのそう)さんお二人による展覧会を開催します。

先日、作家のお一人である菅野さんが、ベルリンから帰国されたということで、打ち合わせのためにyang02さんの京都にあるスタジオにお伺いしてきました。

京都の廃校を利用して複数のアーティストに制作場所を提供している施設「東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)」の中にあるスタジオは、懐かしい雰囲気のする広々とした空間でその中には3Dプリンターやドローイングマシーンなどの先進的な機材や部品が並んでいました。ちょうど京都に来ていたデザイナーの畑さんも合流し、チラシやポスターイメージ・展示プランなど色々と話し合いが進みました。

2015年7月19日(日)から始まる茅ヶ崎市美術館の展覧会では、昨年の札幌国際芸術祭2014で注目を集めた自律生成型ドローイングマシン《SEMI-SENSELESS DRAWING MODULES》が周辺環境をもとに3色のボールペンで72日間をかけ描いたドローイング作品と会期中に地域の子どもたちと描いていく新作を展示します。詳細は随時公開して参ります。今年の夏の福袋展もどうぞお楽しみに!

[学芸員:H.F]

左:yang02さん、右:菅野創さん