イベントレポート
2017年1月6日
森栄二+森京子の作品制作のお話(アーティスト・トーク)

新年、明けましておめでとうございます!
2017年、茅ヶ崎市美術館は4日から開館。昨年12月より引き続いて「-かすかな光・覚めて見る夢- 森 栄二+森 京子展」を開催しています。

去年の12月23日(祝・金)には、同展の関連イベント「アーティスト・トーク」を開催しました。展示作品や制作について、作家のお二人にお話しをしていただきました。この日は天気にも恵まれ、たくさんの方がお集まりくださいました。

森栄二さん、京子さんはご夫婦であり、同じアトリエで制作していますが、栄二さんは彫刻、京子さんは油彩画と、作るものも違えばモチーフや表現も異なり、それぞれの個性溢れる作品を生み出しています。

今回の「森栄二+森京子展」は、展示室を二つ使用して展覧会を行うことになり、展示室を分けてそれぞれの作品を一室ごとに展示することも考えたそうですが、企画した学芸員の「二つの個性が合わさって生まれる世界観をお見せしたい」という思いもあり、二人の作品を同じ空間に配して、皆様にご覧いただける機会となりました。

そうした展覧会の始まりの話や作品一点一点の制作過程が、その時に取材し撮影した写真や資料とともに紹介されました。茅ヶ崎に住んで制作していた頃の話などもあり、参加者の方の中には作品がより身近に感じられた方もいらっしゃったのではないでしょうか。作品に対してアドバイスを送り合うなど作家夫婦ならではのやり取りを聞き、アーティスト・トークが終わる頃にはアトリエにおじゃまして作業を見学した気分になっていました。

さて、次回のアーティスト・トークは、1月15日(日)14時から開催します。
現在活躍中の作家に直接質問が出来る良い機会です。
皆様のご参加をお待ちしております!


[広報:K.I]