イベントレポート
2017年6月3日
ワークショップ「香るハーブティー会」

6月2日(金)、美術館の裏にある屋外アトリエという名の小さな畑で収穫されたハーブを使って、ハーブティーを楽しむ「香るハーブティー会」を開催しました。

本日試飲するのはこちらの4種。それぞれ以下の効用が期待されています。
・ドクダミ…デトックス、疲労回復
・レモングラス…抗菌、リフレッシュ
・アップルミント…消化、強壮、消毒
・レモンバーベナ…鎮静、消化促進

まずは、美術館ボランティアのガーデンニング倶楽部のみなさんが丁寧に育てたハーブを摘みに畑へ。
この時期は蚊がいっぱいで大変。

ガーデニング倶楽部の方が畑に植わっているハーブを説明してくださいました。
今回は、アップルミントを1人3枚摘んでアトリエへ戻ります。

まずは「ドクダミ」から。
乾燥しているドクダミの葉にお湯を注いで3分待ちます。
かなりクセのある味で、みなさん少々渋い顔をされていました。

次は「レモングラス」。
ハサミでチョキチョキ切った生のレモングラスに、これまたお湯を注いで3分待ちます。
基本的に「お湯を入れて3分」が基本の作り方。
爽快感があってこれからの季節にぴったり。今回試飲したハーブティーの中で一番人気でした。

「アップルミント」は紅茶と混ぜていただきました。
すっきりした味わいでとっても飲みやすい!

「レモンバーベナ」は氷を入れてアイスティーに。
参加者の方からは「生姜っぽい味がする」との声も。

お茶請けとして、畑でとれた「ジューンベリー」をお出ししました。
ほのかな甘味を感じるさっぱりとしたお味。

最後に、ガーデニング倶楽部の方のご厚意で、自宅の庭でとれた「カモミール」と「マロウ」をお茶にしていただきました。
カモミールはとてもフレッシュな味わい。

マロウは「夜明けのハーブ」とも呼ばれ、色の変化を楽しむハーブティー。
乾燥させて使うことが多いようですが、今回は生の状態でお茶に。
ピンク色の花が、お湯を入れると青く変色していきます(写真上)。

そこに柑橘系の汁を入れるとピンク色に。
きれいな色合いで、来客用に喜ばれそうですね。

この屋外アトリエワークショップでは、学んだことを共有する場として、みなさんで実験して考えることを大切にしています。
ゆるやかにお話をしながら楽しんでいただけたら幸いです。

次回は、9月29日(金)に「やさしいハーブ石けん作り」を開催予定。
ラベンダー・ローズマリー・ミントなどのハーブを使った練り石けん作りです。
ぜひご参加ください!

※申し込み開始:9月12日(火)10時~


[広報:S.J]