イベントレポート
2017年10月19日
ワークショップ「やさしいハーブ石けん作り」

9月29日(金)、屋外アトリエワークショップ「やさしいハーブ石けん作り」を行いました。
屋外アトリエという小さな畑で、美術館ボランティア・ガーデニング倶楽部のみなさんが丁寧に育てたハーブを使った石けん作り。

はじめに、担当学芸員より作り方の説明。
お肌にやさしいシンプルな素材のみで作るため、敏感肌の方も安心してお使いいただける石けんです。
さらに今回は、「ゴールデンホホバオイル」も使用。
普通のホホバオイルよりも保湿性に優れ、皮脂バランスを整えてくれるのだとか。
贅沢ですね!

説明の後は、ローズマリーとレモングラスを摘みに裏の畑へ。
ガーデニング倶楽部の方が植わっている草木のことやハーブの摘み方を教えてくれます。
摘んだハーブはカットして水洗いし、熱湯で抽出。

今回は、事前に作ったものを含めて4種類の抽出液をご用意しました。
それぞれ期待できる効果は以下の通り。
・エキナセア…風邪、免疫活性、抗菌
・どくだみ…デトックス、冷え性予防
・ローズマリー…血行促進、抗酸化
・レモングラス&レモンバーベナ…抗菌、収れん、デオドラント、皮脂バランス

ある一人のネイティブアメリカンが厳しい自然の中で生き延びるための修行を続け、石の声が聴けるようになったと準備が整ったらいよいよ石けんを作ります!
まずは、ココナッツのような見た目の石けん素地にお好みのハーブ抽出液を加えます。

次に、アロマオイル(ラベンダー、ティーツリー、グレープフルーツ、オレンジ)やさらしあんからお好きなものを選んで加え、さらに(ゴールデン)ホホバオイルも加えます。

組み合わせに悩んでいると、ガーデニング倶楽部の方がおすすめを教えてくれて助かります。
珍しいのは、スクラブ効果があると言われる「さらしあん」。これを入れると石けんが小豆色に。
肌もしっとりするらしく、入れている方も多かったようです。

材料が揃ったら耳たぶの柔らかさになるまでこねていきます。
あとは好きな形にすれば完成!
また別の材料を使って今までの工程をもう1回繰り返し、2種類の石けんが作れました。

みなさんが作った石けんです!
大きくどっしり作ったり、小さいサイズに分けて作る方、ハーブを飾ったり、動物の形にしたりと、それぞれ個性があっておもしろい!

ゆるやかな雰囲気の中、みなさん、とっても楽しんでいただけたようでした。

次回は、12月15日(金)に「天然素材のリース作り」を開催します。
ローズマリー・ラベンダーなどのハーブや、松ぼっくり、どんぐりなど美術館の周りにある植物たちを使った小さなクリスマスリース作り。興味のある方はぜひご応募ください。
※申し込み開始:11月21日(火)10時~


[広報:S.J]