今月の1点 Monthly Pickup 11月
 
 

「雪のノサップ岬」
鈴木 至夫(すずき のりお) (1924−)作

1994年,紙本着色, 105.0センチ×105.5センチ



  日本最東端のノサップ岬は別名花咲半島とも呼ばれる根室半島にあります。珸瑶瑁(ごようまい)水道をへだてて歯舞諸島と向き合い、最も近い貝殻島までは約3.7キロメートルしかありません。この作品でも画面の上方にいくつかの島影が描きこまれています。
  1872年、北海道で一番初めに建てられたのがノサップ岬の燈台です。この海域は霧の多発地帯であるため、光のほかに霧笛や電波によって船舶の航行の安全を守る設備がそなえられています。