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企画展

江戸の遊び絵づくし -みかけはこわいが遊びつくした楽しい浮世絵だ

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遊び心あふれる浮世絵111点が集結

 

町人文化が花開いた江戸時代、浮世絵は大いに人気を博しました。浮世絵といえば、美人画、役者絵、名所絵という印象を持たれがちですが、様々に展開された江戸の出版文化を代表する浮世絵の魅力はそれだけにとどまりません。この展覧会では、江戸の絵師と版元が趣向を凝らして手掛けた、ユーモアとウィットにあふれた遊び絵の世界を取りあげ、謎解き、隠し絵、文字絵など7つの章からご紹介します。遊び絵111点が集められた会場にはさらに、遊び絵を体験できるコーナーも。見て、読んで、触ることで、当時の人々がどのように遊び絵を面白がり、親しんでいたのかが想像され、幅広い世代で江戸の遊び心を共有することができるでしょう。好奇心と想像力が刺激される遊び絵の世界にご期待ください。

 

会 期 2019年9月7日(土) ~11月4日(月・休)
休館日 月曜日(ただし9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、
9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで
観覧料 一般:700円(600円) 大学生:500円(400円)
※高校生以下、市内在住65歳以上の方・市内在住の障害者およびその介護者は無料
※(  )内は20名以上の団体料金
会 場 茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3
主 催 公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
企画協力 株式会社アートワン

 

 

7つの章でたどる遊び絵の世界

みかけはこわい.jpg1章 よって、たかって、こしらえる

たくさんのものや人を寄せ集めて人物や鳥獣を形作る浮世絵を「寄せ絵」と呼びます。本章は斬新な造形と豊かな発想が認められる寄せ絵によって構成します。

歌川国芳「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」(部分)

2章.jpg2章 ふしぎなからだ 合体・あべこべ・顔三つ!? 

人物のイメージを複雑に重ねて構成した「だまし絵」のような作品。本章では、絵の上下を逆さにすると別のイメージが浮かびあがる「上下絵」、絵の一部に顔や体を潜ませた「隠し絵」など、だまし絵の巧みな表現をご紹介します。

歌川貞景「五子十童図」

ふくのすけ小.jpg3章 幸せはこぶラッキーアイテム

誰もが抱く願いを応援する七福神は大変身近な神様です。七福神が描かれた作品をはじめ、運気が高まる時期を視覚化した「有卦絵」などが展示された本章では、江戸の庶民の素朴な信仰を感じ取ることができます。

歌川芳藤「有卦絵 ふ尽しの福助」(部分)

4章.jpg4章 チャレンジ! 江戸っ子と知恵くらべ 

江戸の庶民はクイズやなぞなぞのような謎解きを好みました。本章は、輪郭線に組み込まれた文字を見つける「文字絵」、カレンダーの一種で絵の中に隠された月の数字を探す「大小暦」、絵や文字から意味を読み解く「判じ絵」など、謎ときを楽しめる浮世絵によって構成します。

二代 歌川広重(歌川重宣)「しょく類はんじ物 上戸」


5章.jpg5章 身振り手振りでこれな~んだ? 

江戸時代、現在のように自分の体と身近な道具を使った物真似がありました。宴会の余興などで流行し、そのお手本にされたのが「身振絵」という浮世絵です。さらに行灯の光を活かした手影絵などのもとになったのが「影絵」です。展示作品では、身振りと手振りで何が表されているのか、見てみましょう。

歌川広重「即興かげぼしづくし ふじの山・らんかんぎぼし」


おかめ小.jpg6章 みんな大好き♪ おもちゃ箱

子どもたちが遊ぶためにつくられた浮世絵は「おもちゃ絵」と呼ばれます。その種類は豊富で、現在もある福笑いをはじめ、切って貼って組み立てる「組上絵」、折って畳んだりすると絵柄が変わる「折り替り絵」など様々です。おもちゃ絵の展示からは、当時の子どもたちの遊ぶ姿が浮かんでくるようです。

三代 歌川豊国(歌川国貞)「福笑い」(部分)


7章.jpg7章 人も世相も茶化しちゃえ! 戯画ワールド

6章まで展示した遊び絵の多くに、浮世絵師のサインとともに「戯画」という文字が記されています。このような「戯れに画く」絵は、魅力的な表現を展開しました。生き物を擬人化した作品も多く、一見ほのぼのとした表現には風刺精神が潜まれ、庶民の共感を呼びました。

歌川広重「鳥羽絵」(部分)

 

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関連イベント

申込制のイベントは、9月7日(土) 10時より、美術館受付または電話にてお申し込みください(開館時間内)

 

■講演会「江戸の遊び絵とは何か」

浮世絵研究の大家である稲垣氏が遊び絵について説明します。

日時  2019年9月15日(日) 14︓00~15:30
講師  稲垣進一(国際浮世絵学会常任理事)
会場  美術館エントランスホール
席数  約50席
料金  無料(申込不要)

 

■レクチャー「Shall we 能(know)?」

江戸の人々にも楽しまれた能の歴史や所作をご紹介します。

日時  2019年9月23日(月・祝) 13:00~14:00
講師  山井綱雄(金春流能楽師)
会場  美術館 エントランスホール
席数  約50席
料金  無料(申込不要)

※同日14:30~山井氏による「能の謡と仕舞の体験」が松籟庵にて行われます。
詳細は松籟庵HPまたはお電話(0467-87-5258)にてお問い合わせください。

 

■鑑賞会 「なぞとき遊び絵 みるっこ家族鑑賞会」 申込制

レクチャーを受けながら、小さなお子さまと一緒に参加できる鑑賞会。
※「英語・中国語」でも若干対応可能です

講師 冨田めぐみ(NPO法人 赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会)
日時 2019年①9月26日(木) 14:00~15:00、②9月28日(土) 10:15~11:30
対象 ①0歳児とその保護者 ②0歳~小学生とその保護者
会場 美術館展示室、2階 アトリエ
定員 各回30名(申込制/先着順)
料金 無料(保護者は展覧会観覧券が必要です)

 

■ワークショップ 「組上絵(くみあげえ)を組み上げてみて!」 申込制

切り抜いて組み立てる浮世絵「組上絵」を使って、立体的な作品を作成。
お申し込みの際、初級・中級・上級のいずれかをお選びください。

日時  2019年10月6日(日)13:00~16:00
講師  城戸宏(リン版画工房)
対象  小学生以上
会場  美術館 2階 アトリエ
定員  20名
参加費 500円(申込制/先着順)

※左から、初級、中級、上級

組上絵初級1.jpg 組上絵中級1.jpg 組上絵上級2.jpg

 

■落語「アトリエ寄席~柳家小太郎独演会」 ※台風19号接近に伴い中止となりました

巧みな話芸をお楽しみいただけます。

日時  2019年10月12日(土)14:00~15:30
出演  柳家小太郎(落語家)
会場  美術館 2階 アトリエ
席数  約40席
料金  500円(申込不要/先着順)

 

■学芸員による「ギャラリートーク」

展覧会担当者が会場を巡り、展示作品を解説します。

日時  2019年①9月29日(日)、②10月19日(土) 、③11月2日(土) 各日14:00~(約45分)
担当者 ①③鈴木伸子(当館学芸員) ②月本寿彦(当館学芸員)
料金  無料(要観覧券/申込不要)

 

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