茅ヶ崎市美術館スタッフブログ

美術館の日々のできごとをつづります。

アートユニットMATHRAX〔マスラックス〕と茅ヶ崎の中学生によるコラボレーション作品《いしのこえ》が、
触覚に基づく新たなデザインに贈られる「HAPTIC DESIGN AWARD 2017」の優秀作品に選ばれました!
これを記念し、多くの皆様にご覧いただくため特別展示が美術館のエントランスにて始まりました。

世界20カ国、117点の応募作品の中から選ばれたこの作品は、2016年の夏に当館で開催した企画展
「じぶんのまわり ―耳でながめて 目でかいで 鼻でふれて 手できいて―」において制作されたものです。
この展覧会は、触覚、聴覚など、視覚以外の感覚も使って作品を楽しむという画期的な展覧会でした。
展覧会の様子はドキュメントにまとめていますので、ぜひこちらもご覧ください。

夏の企画展
「じぶんのまわり ―耳でながめて 目でかいで 鼻でふれて 手できいて―」展(2016) ドキュメント
http://www.chigasaki-museum.jp/files/2314/9448/5028/jibunnomawari.pdf

今回の作品《いしのこえ》 も、茅ヶ崎の海辺で拾った石を素材にし、
視覚のみならず、触覚、聴覚を通して、石と身体と世界との接続を試みた意欲的な作品です。

ある一人のネイティブアメリカンが厳しい自然の中で生き延びるための修行を続け、
石の声が聴けるようになったという実話からインスピレーションを得て、
茅ヶ崎市立松林中学校と茅ヶ崎市立西浜中学校の美術部の生徒とともに、
電子工作ワークショップ「石の声を聴くにはどうしたらいいだろう?」で制作したものがベースになっています。
マスラックスさんのHPに、詳しく制作意図が書かれていますので、ぜひご一読ください。

MAYHRAX ホームページ「いしのこえ」
http://mathrax.com/contents/page7443

この茅ヶ崎の地で、アーティストと子どもたちとの出会いにより生み出された作品を、
目のみならず、手、耳などのあらゆる感覚を使って、ぜひお楽しみください!

 

[学芸員:H.F]

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